猫がおしりを見せてくるときの気持ちとは

猫がおしりを見せてくるときの気持ち

猫を飼っていてよくあることの一つに、やたらと飼い主さんにお尻を向けてくるということがあります。
歩いている時など、人間の数歩前から振り返って自分からお尻を見せるようにしていたり、一緒にくつろいでいるときにお尻を向けて座ったりというようなことがよくあります。

結論から言うと、そうした猫がお尻を向けてくる仕草というのは、飼い主さんのことを信頼してもっと仲良くなりたいという意思表示です。
親しい猫同士の様子を観察してみるとよくわかりますが、まずは鼻先をつけあってにおいをかいだあと、お互いのお尻をクンクンと嗅ぎ回るようにしていきます。

猫にとってのお尻というのは、単に排泄をするための器官ではなくその猫固有のにおいを発生させる重要なフェロモンの発生場所であったりします。
またお尻というのは猫にとっての急所でもあるので、それを自分から向けてくるということは相手に対して敵意がないことを示すことにもなります。

犬を飼育していて慣れてくるとお腹を見せる仕草をしますが、それも同じように急所であるお腹をわざと見せることで相手への信頼感や親しみを表現しているのです。

猫の場合は犬と違ってマイペースであり、またよくゴロゴロと寝転んでいる動物なのでお腹を向けただけで信頼されているかということははっきりわかりませんが、お尻をわざと向けてきたりにおいをかいで欲しいとでも言いたげな様子を見せる場合は間違いなく飼い主さんともっとコミュニケーションをとりたいということになります。

とはいえ猫同士ならともかく人間が猫からお尻を向けられたからといって、他の猫と同じようにクンクンとにおいをかぐというわけにはいきません。

そんなときにおすすめなのが、猫のしっぽから背中にかけてのラインをポンポンと叩いてあげるという方法です。
特にしっぽの付け根部分は猫が喜ぶポイントの一つなので、お尻を向けられたときに撫でたり軽く叩いたりしてマッサージをしてあげるととても猫が喜びます。

ちなみに豆知識ですが、猫のしっぽの付け根付近というのは猫にとって発情を促す場所でもあるようなので、あまりやりすぎてしまうと興奮しすぎて引っ掻いたり噛み付いたりということをされる危険があります。

飼い主を信頼しているときに見せるしぐさ

お尻を向けること以外にもいくつか心を許した人間にだけ見せるしぐさがあります。
まず先にも少し述べたお腹を見せるということで、一緒に遊んでいるときにごろんと転がってじゃれてきたりという場合は、犬と同じくかなり飼い主さんに安心しています。

また猫特有の香箱座りも、安心しているところだけの仕草です。
足を折りたたんで丸くなっているのは、すぐに逃げなくてもよいときにだけ見せる動作なのでぜひ静かにそっとしておいてください。