喉を鳴らしている時

猫の習性で有名な行為

猫と一緒に生活していると様々な習性を知ることができますが、猫が頻繁に行う習性として有名なのがゴロゴロと喉を鳴らすことです。
初めて猫を飼育する方は驚くこともあるそうですが、突然どこからともなくゴロゴロ…という音が聞こえてきたので雷でも鳴っているのではないかと勘違いすることもあるようです。
猫が喉を鳴らしている時にはどのような気持ちが隠されているのか確認してみましょう。

色々な説があります

猫が喉を鳴らすことが多いのは、猫をなでていると気持ちよさそうな表情を浮かべながらうっとりしている時です。
これは子猫の頃にお母さんから母乳をもらっている時にもよく見られるのですが、母乳を飲みながらゴロゴロと喉を鳴らしている時の名残だと言われています。
つまり、満足している時に喉を鳴らしているのだと考えることができます。
飼い主さんに優しくなでてもらって幸せな気分に浸っているという意味で喉を鳴らしているのでしょう。

この説はドイツ人の動物学医者が提唱したもので、母乳を飲んでいる時の子猫が喉を鳴らしている様子から、間違って母猫の押しつぶされることがないようにしているとか、母猫に安心感を与えるために喉を鳴らすという説が考えられています。
大人になってからも喉を鳴らすのは、子猫の頃のような幸せな気持ちや安心できる環境にあることを実感しているため赤ちゃん返りをしているようだとされています。

実は、猫が喉を鳴らすのは満足していると思われる時だけでなく、様々なシーンでも喉を鳴らしているのです。
飼い主さんが猫の食事を用意しようとした時に喉を鳴らすことがあります。
これは要求している時の気持ちを示していて、早くご飯を用意して!という気持ちの現れだと考えられます。
この時のゴロゴロという音は高周波を含んでいるそうで、聞いている人に緊急性を感じさせる不思議な力が込められているとも言われています。

猫が喉を鳴らしている時はどちらかといえば機嫌が良い時というイメージがあるのですが、逆に気分がトーンダウンしている時にも喉を鳴らすことがあります。
例えば動物病院に連れて行った時に、猫がゴロゴロという音を出している様子を見かけることがあります。
これは喉を鳴らすことによって気分を落ち着かせて自分自身を律するためだと言われています。

また、病気や怪我の時にも喉を鳴らすことで自分自身の力によって回復させるための自己免疫力をアップさせるためだとも言われています。
猫はとても我慢強い動物なので、痛い所があってもじっと耐えておとなしくしていますが、確かにゴロゴロと喉を鳴らしているのでなぜ具合が悪そうなのに機嫌が良いのかと疑問に思ったことがある方も多いはずです。
このような気持ちが隠されていることを理解して猫と接してあげましょう。