新聞の上に座った時

どうして邪魔をするの?

新聞をゆっくり読もうと思って床に広げていると、猫がトコトコとやって来たかと思ったらわざわざ新聞の上に陣取ってのんびり寝転がる行為をすることが多いです。
どうしてわざと新聞の上に乗ってくるのかと思い、飼い主さんもイラっとするかもしれませんが新聞の上に座った時にはこんな気持ちを主張しているのかもしれません。

無視しないでよ!

せっかく読もうと思っていた新聞の上に寝転がられると邪魔だなと感じますが、猫の気持ちとしては飼い主さんの関心を引こうと思った行動なのだと考えられています。
猫は気まぐれなもので、人間から構われ過ぎると嫌がるものですが、自分の存在を無視されるのも嫌がるものなのです。
飼い主さんが新聞を夢中になって読んでいる様子を見て、慌てて自分の存在を主張するために飼い主さんの視界に入ってきて関心を求める仕草を行っているのだと考えられます。

同じような行動として、飼い主さんが歩く度に足元にまとわりついてきたり、わざと飼い主さんの視界に入るようにしてニャーニャーとはっきりした声で鳴いたり、ドアの向こう側にいるのに大きな声で叫ぶように鳴いていたりなどの行動は飼い主さんの関心をひこうとして行っている行動だと言われています。
これらの行動をとる猫に対してすぐに反応すると、猫は要求したらすぐに飼い主さんは構ってくれるのだ!と学習してしまうため、要求があればとにかく鳴くという行動を繰り返すようになり、結果的に飼い主さんにとって迷惑に感じられることもあるのです。

過剰な要求に対して随時対応することや、ひっきりなしに付きまとってくる子に対して構い過ぎると猫の問題行動は次第にエスカレートする原因になります。
困った子にならないためにも、飼い主さんにとってはかなり辛いかもしれませんが、構ってあげたいのを我慢して無視するようにしてください。
猫が関心をひこうとしている行動があれば、まずは無視をすることがしつけの基本になることを覚えておきましょう。

しつけの後は十分なコミュニケーションを

一生懸命関心をひこうとしている猫の行動を無視し続けると、そのうち猫は諦めてしまいます。
飼い主さんが根負けすることがないように、ひたすら心を鬼にして我慢してあげてください。
諦めてしまった猫に対してその後も無視し続けるのではなく、おとなしくなってくれたご褒美におやつをあげたり、スキンシップを図って望み通り構ってあげると良いでしょう。
あくまでも猫の要求に応えてあげたのではなく、飼い主さんに主導権があることを理解してもらうためのしつけになります。

とても可愛い存在の猫に対してきちんとしつけを行うことは飼い主さんの責任だと認識することが大切です。