はっきりと鳴いた時

普段はあまり鳴かない子なのに?

普段はとてもおとなしくてあまり鳴くことがないような猫なのに、食事の準備をするために猫缶をパカっと開けたところ、すぐの足元に飛んできてニャーとはっきりとした声で鳴くことがあります。
普段はあまり鳴かないのに、こんな時だけはっきり鳴くなんてどういうことなのか?と疑問を感じる飼い主さんも多いですが、はっきりと鳴いた時にはこんな気持ちが隠れていると考えられます。

早くこっちを見てよ!

猫がはっきりと鳴いた時は、自分に注目して欲しいという気持ちが現れていると考えられます。
先ほどの場合は、「私はお腹が空いているの!早くごはんをちょうだい!」と言っているのかもしれません。
こんな時には「お腹が空いているのね、今ごはんをあげるから待っていてね」と声をかけてあげると良いでしょう。

同じようにはっきりと鳴く時の事例として、猫に留守番をさせて出かけていた飼い主さんが戻ってくると、玄関先で待っていてニャーニャーとはっきりとした鳴き声を出すことがあります。
この時も自分に注目して欲しいという思いを込めて「寂しかったよ!私はここだよ!」と訴えているのかもしれませんね。
留守番をさせていた時には甘えた仕草を見せてくれる場合もありますので、思い切り可愛がってあげてください。

場合によっては勘違いをすることも…

はっきりとした声で鳴けば飼い主さんが思い通りのことをしてくれると覚えてしまうと、事あるごとに鳴いて訴えようとする子もいます。
猫はとても頭の良い動物なので、学習したことはなかなか忘れることがありません。

例えば猫に食事を用意している時にニャーニャー鳴いているから早く用意しなければ!とすぐに用意してあげると、頭の良い猫は「飼い主さんは私が鳴いていればすぐに食事を用意してくれるのだ!」と思ってしまい、お腹がすく度に鳴くようになってしまうのです。
猫のお腹が空く度に要求に応えてしまうと、常に鳴き喚くようなことになってしまう可能性があります。
こうなると飼い主さんはうるさいと感じてストレスを感じるようになりますし、猫自身もどうして飼い主さんは要求を聞いてくれる時と聞いてくれない時があるのかと混乱しストレスを抱えてしまうかもしれません。

このような状況を避けるためには、きちんとしつけをすることが大切です。
猫がニャーニャーとはっきり鳴いたからといってすぐに要求に応えるのではなく、鳴き疲れて少しおとなしくなってから要求に応えるようにすると良いでしょう。
このような行為を繰り返すことで、猫は「飼い主さんは鳴けば希望を叶えてくれるものではないのだ」と理解してくれるようになりますので、要求する度に鳴くことは無くなってくると期待できます。