甘噛みした時

色々な理由が込められています

猫を優しく撫でていると、急に甘噛み行為をされる場合があります。
思い切り噛んで皮膚が傷つけられるほどの強さではなく、あまり歯を立てないようなハムハムという噛み方をするのが特徴的です。
実は甘噛みした時にはいくつかの理由が込められていると言われています。

オス猫と触れ合っている時

オス猫を飼育している飼い主さんがよく経験するのが、優しく体を撫でていると突然甘噛みをし始める時があります。
あまり痛くないので気にしないという飼い主さんも多いようですが、これはネックグリップと呼ばれる行為の変形だと言われています。

実はオス猫は後尾をする際にメス猫の首元を軽く噛んで動きを止めるネックグリップと呼ばれる行為を行ないます。
猫は首筋を掴まれるとおとなしくなる習性があり、母猫が子猫の首元をくわえている時と同じことが交尾の際にメス猫を制御しやすくするために行っていると考えられています。

この行動をメス猫に対してだけでなく、飼い主さんにも行うようになるのは発情期を迎える頃だと言われています。
外にメス猫がいるのを見つけたオス猫が、飼い主さんの指や服を甘噛みする様子が確認されることがあります。
オス猫を撫でている時に甘噛みをされるということは、オス猫のムラムラスイッチが入ってしまったのだと考えることができます。
ちなみに去勢をしたオス猫はこのような行為をすることは少ないそうです。

子供の頃の癖が抜けていない

子猫の頃は歯が抜け替わることもあり、むず痒くて甘噛みをする癖が身についてしまう子がいます。
このまま大人になると子供の頃の癖が抜けきっていないため、いつまでも甘噛みを続ける場合があるようです。
子猫の頃から甘噛みをしたら痛い!と大げさに声を出したり、甘噛みされた瞬間に口に指を突っ込んで嫌がらせるなどのしつけを行うようにしてください。

突然機嫌が変わってしまう

さっきまで撫でていると気持ちよさそうにしていたのに、突然態度が豹変して甘噛みをするなど攻撃を仕掛けてくる場合があります。
これは愛撫誘発性攻撃と言われるもので、はっきりとした理由は不明ですが猫にとっては触り方が気に入らなかったとか、もうこれ以上触るのは止めて欲しいという合図やウトウト寝かかっていたので寝ぼけてしまったなど様々な理由があると推測されています。
急に不機嫌になることは猫にはよくあることなので、しっかりと猫の表情や様子を確認しながら気持ちの変化を読み取るようにしてください。
例えば、ピンと立っているはずの耳が横になっていたり、瞳孔が大きく見開いて今にも攻撃を仕掛けそうなデビルフェイスになっているとすぐにでも甘噛みなどの攻撃を仕掛けようとしている証拠なのですぐにふれあいを止めましょう。